2025年05月22日

火狩りの王 11~16話王

二期の1話のプロローグにて、1話の要となる世界観を短くわかりやすく説明しながら物語は始まっていきます。
火を使ってはいけない。
もう、沢山の命を、生物を燃やし尽くした。
戦争による生物兵器。
自然発火・・・
そんな過酷な運命でも人々は生きぬいた。
逞しく世代をつなぎながら・・。
そうして、火を持たずとも生活できる知恵を得る
炎の魔・・
それを狩るたるための狩人を火狩り・・
そして、まだ見ぬ存在達・・
火狩りの王とは・・
誰が王になるのか、この世界の行く末はどうなるのか・・
いっきに責めてきた黒木獣たちによって、その場は戦場になる。
生きるか死ぬか。
狩人たちが獣を引き裂き、又は逆に食われ・・
そんな中、灯子も必死に戦う。
いや、必死に戦うというべきか、戦わされているというべきか・・
その姿は狩りではなく、ただの殺し・・
気を失い倒れてもはなそうとしない、がっちりと鎌を握りしめた拳・・
それをいとも簡単にほどいたのは・・
物語が目まぐるしく変化していきます。
そう、何もかもが変わっていくのです。
OPも、一気に比べてよく動く映像になっていてカッコイイ雰囲気になっていて・・。
音楽自体は、一期共に非常にカッコ良くて好きなんですけれどね・・。
どんどん、この少年と少女の物語へとなっていく・・
二人の主人公により紡がれる物語・・
そうして、二人の少年、少女は真実を知っていく。
首都の人間ではない灯子・・
首都の人間であり、その裏の真実を知らなかった少年・・
この戦をとめるのには、全ての命を絶たなければ終わらないのか・・
人の本質とは何か・・
全てを壊し奪い、焼き尽くして・・
そうして、破壊と再生を繰り返しながら人は生きていく。
それしか人の生き方が出来ないのだろうか・・
どんなに正論を述べても、この少年も多くの命を奪ったのは事実で・・。
人の中に紛れ込んだ人ならざる存在。
なるほど、マモたんが演じるキャラだけあって、秘かに真実を握る一人の存在ともいうべき重荷のあるお役目~
普段演じる二名目系のキャラクターとは違ったのは、そういうことなのか~
なんておもわされつつ・・。
二期に入った当りから、いっきに物語が・・
今まで見え隠れしていた、名前だけ存在し語られている人物がどんどんと姿を現す。
この世界を・・
色んな存在を作り上げた美しき人の形を存在した物・・
今の現状を何とかするため、それぞれのやること、やり方にて立ち上がっていく、少年少女達・・。
そして、ここでようやく、狩り犬の動きを理解。
やはり、この犬は狩人によって選ばれるのではなく、狩り犬自らが火狩りを選んでいた・・
だから、灯子に鎌をたくしたり、離させて、一時的で違う人物に託し姿をくらます。
けれど、結局は灯子の元に、いざという時には戻ってきて彼女を背に目の前の敵に古馬をむき立ち向かう。
でも、それ以外の時は、何処かタレ目の優し気な表情とのギャップが妙に好きです♪
人だけではなく、人の形をした物・・
皆が傷つき、ボロボロで・・
物語は、神と二人の少年と少女の物語・・。
一度、灯子の身の安全を考え離れ別の行動をとっていた二人ですが・・
引き寄せられていく・・・
二人が・・
というものではなく・・・
真実へ近づくために・・
戦い、朽ち、燃え尽きていく・・。
人は人でない物に変わりながら・・・
人もどんな種族も関係なく・・。
残されているのは、きっとわずかなもの達だけ・・
人も、そうでないものも・・・
今をどうにかできるだけの余裕のない人間の代わりに・・
選ばれた少女・・
選りまし・・
今、払う犠牲は未来を残すため・・
焼け焦げた街・・
消しくずになった、人の形だったもの・・。
流れる大量の血・・・
血しぶきをあびながら姿を現した男によって語られるそう雑な過去は・・
皆・・
色んな種族が色んな思い、思惑にて動いている
それは同じ思いだったり、対立していたり・・
本来、この世界を生み出し、守ってきてくれたものがこの世界壊そうとしているのか・・
ある目的のためだけに作り出された存在・・
そのはずなのに、彼女には何も出来ない・・
ただ、人の求めるがままに行動させられ・・
彼女の意志では動きたくても動けない悲しい存在・・
そんな彼女の最後の選択は・・・
世界の命運を決める命運となるのか・・
という感じにて~
物語は、どんどん奥深く気になる展開に~♪
ラベル:火狩りの王
posted by 大和 沙織 at 07:00| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月21日

黒執事 緑の魔女 5~6話

この回の話を見ていて思うのは、あんなに泣き叫ぶシエル坊ちゃんを、どんな気持ちでセバスチャンは見ているのだろう・・
心配というよりは、失望にも似たような表情に見えてしょうがなくなるのが、心が痛くなる・・
そんな中、心を閉ざしたシエルは・・
そう、彼も昔から高貴なたたずまいだったわけではない・・
弱くて、誰かに助を守って、すがって・・
そんなか弱いころのシエル・・
彼は彼なりに苦悩し、葛藤はしているものの・・
そんなシエルを見つめるセバスチャンの瞳が、どんどん底冷えしていく・・。
そして、幼き領主様が抱える秘密と・・
決断せざるおえない状況・・
この村の命運を背負うには、まだ彼女は幼く無垢で、少し可哀そうですが・・
ようやく、セバスちゃんが行動を起こす・・・
といいますか、本領発揮というべき?
強行手段に・・(笑)
そして、もぐりこんでみた地下の秘密・・。
間法人の中に添えられた魔法の杖・・
そこに書かれた魔法陣の文字・・
そして、人狼の香りのする使用人の女・・
そんな使用人たちに囲まれ・・
閉ざされた世界・・
自分一人では好きに身動きのとれない哀れな少女・・
縛られた呪い・・
契約・・
これぐらいの年ごろの少女なら、好奇心旺盛で、自由を求めるのもごく自然なことでしょうに・・
そう、けして贅沢で我儘をいっているわけではない・・
ただ、小さな一つだけの望みすらかなえられない、哀れで無垢な少女・・・
そして・・
シエルの方も・・・
いいかげん、しびれを切らしてしまったのか、セバスチャンの強豪手段・・
彼らは遊びできているわけではない・・
やるべきことがあって・・
というよりも、セバスチャン的には、弱気になって逃げているだけのシエルが気に入らない・・
復讐という名の契約を放棄すること・・
それは悪魔との規約を破ること・・
そんな彼にセバスチャンは失望し・・
隠していた悪魔の本性を現し、シエルを・・
そして、そんな状況下に置かれた彼は・・
囚われた過去・・・
心の闇・・
犠牲になった多くの命・・
幼き命・・
今まで課関わってきた人々の声が・・
セバスチャンの声が、彼に語り掛ける・・。
彼は何を望んでいたのか・・
誰かのために何かをするわけでもなく、誰かに踏みにじられることをゆるでもなく・・
そう、誰でもない、自分自身のために、セバスチャンの手を取った・・
そして、シエルは走り出し・・
何時もの二人の関係・・といいますか、やり取りが懐かしい・・・♪
たった数話のことだったのに・・
随分長いこと待たされたような・・
セバスチャンも、そんな気分なんでしょうか・・♪
すっかりセバスチャンの毒舌も戻り、その口元に浮かぶ笑みが・・♪
そして、そして・・
初めての、シエル坊ちゃんからの謝罪の言葉~
この子が反省し人に頭を下げるなんて初めてで・・♪
こんな出来事がなければなかったことでしょう・・。
けれど、その後の態度が・・
可愛いすぎる・・
まだまだ子供なんだよね・・。
伯爵として威厳を持ってふるまってはいたけれど・・(笑)
そして・・
隠されていた秘密が明かされていく手がかりを見つけたか・・・
という所にて、待て次回~
ラベル:黒執事
posted by 大和 沙織 at 07:00| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月20日

スチームプリズン Beyond the Steam プレイ感想 アタージュ

この人だけ、二週目のプレイより出てくる選択肢は、他キャラの選ばない物を選択するのですが・・。
どの選択しでの彼からの返答が、地味に面白すぎて好きです。
物凄く論理的かつ、ヒロインに対してデレ顔を一切みせないのですが・・
それが、他キャラにはない魅力といいますか・・
彼女に対し、意識して特別視しないのですが、ふとした瞬間気を許し、彼女にだけ見せてしまう・・
これもある意味つんデレ・・・という奴なのでしょうか・・・(笑)
普段は、めったに自分から人に対して必要以上に離さないのに、彼女に対しては、つい言葉が滑りすぎてしまう・・
というのが、可愛いです。
後、話し方も、とにかく論理的な言葉をつらつらと述べていく感じも嫌いじゃない・・(笑)
けれど、妙に子供っぽい。
落ち着いた行動、冷静沈着に見えますが・・
そうとも限らない・・
結構自分本位な所があるけれど、本人も子供っぽいという所を自覚した上での、そのギャップが嫌いじゃない・・
そう、いってることは我儘だし、他人と違って変わり者という自覚がある・・
それ故に、自分勝手な行動はしない・・
愚痴りながらも、ちゃんとそれなりに我慢して大人の対応できる所・・・
が好きなんだろうな・・
なんて思います(笑)
好きな物は好き、嫌いなものは嫌い、興味のあるなしがはっきりしている・・
そう、着飾らず、基本的に発する言葉は本音だけで・・
なので、褒め言葉も、素直にいいなと思えば素直に言葉にするし・・。
自分を必要以上偽らず、人との距離感を適度にあけながら、よくも悪くもわが道をいく・・
という感じでしょうか・・
そう、別に自分の生き方、ごまかさず生きたいように生きているけれど、誰にでも心を開くわけでもなく・・
てか、心開けられる相手は寧ろ少ない・・・
そう、色々、腹の中探りあったり、かけひきしたり、そういうのが好きじゃなくって・・
だから、裏表のない主人公、キルスには心なしか本音を語りやすい。
普段か、軍服姿で会話の雰囲気も、みためも色気がない故に女性として意識は持ったことがないのですが・・
そういう彼だからこそ、彼女だけに見せる気の抜いた雰囲気や表情が妙に好きで・・♪
本当、しゃべり方は、本当に雑ですが、本人的におしゃべりは苦手だといっているので・・
その気持ちは、わからなくもない・・・(笑)
過去の生い立ちだってそう・・
彼女の知らない過去があって・・
それにより、その人の良し悪しがあって・・
両方あるのが人間という奴・・。
だから、そういうの全部ひっくるめて好きになれるのが、本当の好き・・
という奴なのかな・・・。
ヘタに言葉で飾り立てない・・
普段、格好いいなんて言葉口にしない彼女の言葉だからこそ、素直にも、思う所がありながらも、受け入れられる。
人よりも体力なくって不健康的な生活な所も・・
自分で自分のダメな所、冷静にみられるのって、なんだかんだで一人前といいますか・・
にしても、この作品・・
彼のルートだけでしょうか、他キャラとのやりとりが何気にあって・・
てか、ここ・・
ここでいきなりのED~
ある意味、これはこれで恋愛EDっぽく見えてきた所で・・
てか、あんなに女扱いするの嫌がっていたのに・・(笑)
彼女だけは、なんだかんだで特別・・・
という奴ですか・・。
毒舌はきながらの、恋愛ED?て、どうなんでしょう・・(笑)
でも、それもこの二人らしい・・
なんて思わされつつ・・
プレイ後に開放された、おまけのルートは・・
思いのほか、彼の過去のトラウマと直面する内容で・・・
過去があるから今の自分がある。
信念は超えるべき壁があって生まれる者。
壁にぶつかって曲がって、折れて、どんな形でもいいから目標を目指して進むか、砕けて果てるか・・・
死後なんてどうでもいい、今日をどういきるか。
という台詞が、異常なまでに共感できていたりもして・・♪
それから・・
後日談の話も・・
恋人がいなくて最初は寂しい・・
なんて、素直な感想をいってみせるアタージュ・・
でも、寂しいのは最初だけか~
まあ、確かに、人間寂しさになれてしまう・・
というのは、確かに彼のいう通りだし・・
やはり、この二人の間柄って、ベタベタイチャイチャ~
という感じではなく・・
ちゃんと独立しな大人・・
恋愛だけじゃなくって、他にもやるべきことがあって・・
でも、利害が一致するなら、一緒にいられるなら、できるだけ一緒にいたい~
という関係性が悪くないです♪
後、彼女に好かれて悪い気はしない・・
そんな、素直なんだか、素直じゃないんだか・・
そんな二人の雰囲気は大人の関係~
という感じで好みだ~
ということで、次は誰を攻略しましょうか・・♪
posted by 大和 沙織 at 07:00| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月19日

火狩りの王 7~10話

命がけで守ってくれた人・・
最初は単純に今を生き抜くための仲間の一人でしかなかったけれど・・・
自分のために深手を負い生死をさまよっている・・
そんな男性が傍にいれば、情も深くなるもの。
何があっても、この人が生きぬいてくれることを祈り・・
その時、自分は彼の嫁になる。
生贄としての、厄除けの形ばかりの花嫁ではなく、本当の花嫁に・・
こういう、情の熱い語りが聞けるアニメも、最近では少なくなってきていて、妙に新鮮かつ、リアルな世界観が素敵ですね。
その時、彼は喜んでくれるだろうと、主人公も彼女の言葉を心から背中押す感じで嬉し気にいっているのが・・
なんだか、たどたどしいしゃべり口調も、だんだん可愛く聞こえてきたいます♪
そして、早々に、当初の目的を果たし、出会うべき人にあい、渡すべき物を手渡せたのはいいのですが・・
本当に可愛い・・
自分のために命を落とした彼の父親・・・
そのことを心から悔いて、こらえきれない涙に声を裏返して、只管誤ってみせる姿は、彼でなくとも思わず情を沸かしてしまうでしょうに・・。
決して、彼の父親は、父としては立派な人ではなかったけれど、小さな少女にとってはそうじゃなくって・・
本当、情の深いアニメは見ていて心を揺り動かしてくれます♪
そして、奥行きがあるからこそ、緻密にねられた構成も・・
難しそうに見えて、ちゃんと1話、1話しっかり見ていくとわかりやすく解明していってくれる。
いっきに全ての謎が解けるわけではありませんが、視聴すればするほどに物語を理解し、奥行を感じる度に物語の中へひきずりこまれていく・・。
私なんかですと、どうしても化け物~なんて言葉でひとくくりにしてしまっちえる所がアレではあるのですが・・(笑)
人の命の重みとか・・
生々しいシーンもちゃんと描かれている・・
綺麗ごとだけでは人はいきていけない、この世界ならば尚更・・
そんな風に思わされてしまいます。
それにしても、石田さん演じるキャラクターは、本当に神秘的なキャラが多くて・・
又それが似合ってしまうのも素敵ですね♪
そんな風に思いつつ・・
今回の沖に利のシーンは、灯子と、狩り犬のかなたの別れの時の話。
ずっと仲間として旅をして、戦い、守ってもらってきたけれど、かなたは彼女の狩り犬ではない。
それを忘れていたわけではないけれど、まだ彼女は、甘えたくも小さな少女。
その彼女が、涙を呑んで、飼い主である少年と立ち去っていく、かなたの背中を見つめる。
ふと、振り返る、かなたの表情がなんともいえず、一匹と一人の姿が屋敷の中に消えた後、我慢しきれず涙を零して・・
仲間の腕の中で、ただただ泣きじゃくる少女が愛しくてしょうがない・・・♪
本当に可愛いいんですよね、いじらしくて純粋で・・♪
丁寧語、敬語を、こんなに幼い頃から学んでいて・・
それも、信仰心の高い村で、あの人の教育によるものだろうか・・
私でも、なかなか使いなれない言葉使いできていて・・
そういう意味でも、とても教育に良い作品だな~
なんて思います。
そうそう、この作品、実は児童書なんですよ。
アニメをここまでみさせて頂いているうちに、原作読みたいと思い古本屋にて探してみて発覚して驚愕するという・・・(笑)
こんな難しい内容、子供が読むの~~~!
ト・・(笑う
けれど、今の時代、ヘタすると、中、高生よりも、小学生の方が読書を好むといいますし、時に大人顔負けの考え持っていた李、大人が忘れていたようなことを発する小学生は確かにいて・・
中、高生よりも実は落ち着いていて、しっかりしているのかも?
しっかりしているのと、無感情、無表情~というのは、又別ですが・・(笑)
なんて、ふと、思わされたり・・・(笑)
だって、結末だけを読んで楽しんでは、話を熟知した気になっている中高生に、果たして感性といったものを、どうやって育んでいくのか・・
なんて、少し今時の若者に問いかけたくなって・・(笑)
と、話がだいぶそれてしまいましたが・・
子供は子供なりの正義感・・
でも、一歩間違えると大人の思惑にはめられてしまう・・
優秀で使える逸材ならばなおのこと・・
子供の純粋さがひきたてられている分、大人の腹黒さが怖くもある作品であり・・
別に、少年、少女達はこの世界を救いたいわけでも、まして、破滅に向かわせたいわけでもない・・
ただ、あるがままの真実を知りたいという追求審
そういうのって、ヘタな正義感で誤った行動をする子達よりも、くらべものにならない程に履行であり履行であり、現実的だな・・
なんて思わされます。
だって、何が悪くて間違ってるのかなんて、全てを知ってみなきゃ、絶対的な判断なんてつけられるはずもないし。
知ったからといって、必ず判断がつくものでもなくて・・
同時に、無垢な子供だからこそ、違和感のる仕草もあったりする・・。
一つや二つの物事ではなく、色んな物事が絡みながら、一つの物事へと集結していく・・
その先に何があるのか・・
異変が・・・
変化が起こり始める。
父親の狩り犬の異変。
幼き少女の異形な行動。
そして、狩り人の武器を持ち、遅いか搔い繰る獣へと立ち向かった灯子は・・
という所にて、今回の感想は、ここまで~。
ラベル:火狩りの王
posted by 大和 沙織 at 07:00| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする