火を使ってはいけない。
もう、沢山の命を、生物を燃やし尽くした。
戦争による生物兵器。
自然発火・・・
そんな過酷な運命でも人々は生きぬいた。
逞しく世代をつなぎながら・・。
そうして、火を持たずとも生活できる知恵を得る。
炎の魔・・
それを狩るたるための狩人を火狩り・・
そして、まだ見ぬ存在達・・
火狩りの王とは・・
誰が王になるのか、この世界の行く末はどうなるのか・・
いっきに責めてきた黒木獣たちによって、その場は戦場になる。
生きるか死ぬか。
狩人たちが獣を引き裂き、又は逆に食われ・・
そんな中、灯子も必死に戦う。
いや、必死に戦うというべきか、戦わされているというべきか・・
その姿は狩りではなく、ただの殺し・・
気を失い倒れてもはなそうとしない、がっちりと鎌を握りしめた拳・・
それをいとも簡単にほどいたのは・・
物語が目まぐるしく変化していきます。
そう、何もかもが変わっていくのです。
OPも、一気に比べてよく動く映像になっていてカッコイイ雰囲気になっていて・・。
音楽自体は、一期共に非常にカッコ良くて好きなんですけれどね・・。
どんどん、この少年と少女の物語へとなっていく・・
二人の主人公により紡がれる物語・・
そうして、二人の少年、少女は真実を知っていく。
首都の人間ではない灯子・・
首都の人間であり、その裏の真実を知らなかった少年・・
この戦をとめるのには、全ての命を絶たなければ終わらないのか・・
人の本質とは何か・・
全てを壊し奪い、焼き尽くして・・
そうして、破壊と再生を繰り返しながら人は生きていく。
それしか人の生き方が出来ないのだろうか・・
どんなに正論を述べても、この少年も多くの命を奪ったのは事実で・・。
人の中に紛れ込んだ人ならざる存在。
なるほど、マモたんが演じるキャラだけあって、秘かに真実を握る一人の存在ともいうべき重荷のあるお役目~
普段演じる二名目系のキャラクターとは違ったのは、そういうことなのか~
なんておもわされつつ・・。
二期に入った当りから、いっきに物語が・・
今まで見え隠れしていた、名前だけ存在し語られている人物がどんどんと姿を現す。
この世界を・・
色んな存在を作り上げた美しき人の形を存在した物・・
今の現状を何とかするため、それぞれのやること、やり方にて立ち上がっていく、少年少女達・・。
そして、ここでようやく、狩り犬の動きを理解。
やはり、この犬は狩人によって選ばれるのではなく、狩り犬自らが火狩りを選んでいた・・
だから、灯子に鎌をたくしたり、離させて、一時的で違う人物に託し姿をくらます。
けれど、結局は灯子の元に、いざという時には戻ってきて彼女を背に目の前の敵に古馬をむき立ち向かう。
でも、それ以外の時は、何処かタレ目の優し気な表情とのギャップが妙に好きです♪
人だけではなく、人の形をした物・・
皆が傷つき、ボロボロで・・
物語は、神と二人の少年と少女の物語・・。
一度、灯子の身の安全を考え離れ別の行動をとっていた二人ですが・・
引き寄せられていく・・・
二人が・・
というものではなく・・・
真実へ近づくために・・
戦い、朽ち、燃え尽きていく・・。
人は人でない物に変わりながら・・・
人もどんな種族も関係なく・・。
残されているのは、きっとわずかなもの達だけ・・
人も、そうでないものも・・・
今をどうにかできるだけの余裕のない人間の代わりに・・
選ばれた少女・・
選りまし・・
今、払う犠牲は未来を残すため・・
焼け焦げた街・・
消しくずになった、人の形だったもの・・。
流れる大量の血・・・
血しぶきをあびながら姿を現した男によって語られるそう雑な過去は・・
皆・・
色んな種族が色んな思い、思惑にて動いている。
それは同じ思いだったり、対立していたり・・
本来、この世界を生み出し、守ってきてくれたものがこの世界壊そうとしているのか・・
ある目的のためだけに作り出された存在・・
そのはずなのに、彼女には何も出来ない・・
ただ、人の求めるがままに行動させられ・・
彼女の意志では動きたくても動けない悲しい存在・・
そんな彼女の最後の選択は・・・
世界の命運を決める命運となるのか・・
という感じにて~
物語は、どんどん奥深く気になる展開に~♪
ラベル:火狩りの王
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